国内復活を遂げたホンダ CR-Vの気になるリセールバリューは?

トヨタのRAV4とともに、乗用車ベースのクロスオーバーSUVの先駆者として世界中に影響を与えて大ヒット車種となったCR-Vですが、その買取相場やリセールバリューはどうなっているのでしょうか?、そこで、CR-Vのリセールバリューと売るタイミング、そして少しでも高く売る方法などをご紹介します。

ホンダCR-Vとは

ホンダのCR-Vは、1995年に発売されて以来、最低地上高の高さと大径タイヤの採用でSUVらしい悪路走破性を備えながらも、乗用車の快適性とアウトドアライフに便利な積載能力をかね揃えていたことがうけて大ヒット車種となりました。

そして、最重要市場である北米からの要望に応えてモデルチェンジのたびに大型化、そして高級化されたクロスオーバーSUVの定番モデルとなります。

しかし、大型高級化したCR-Vは日本の道路事情にマッチしているとはいえず、手頃なサイズとスポーティなデザインのヴェゼルが2013年に発売されたことで、2016年8月に4代目が一旦販売終了となります。そして2018年8月に新型となってCR-Vが日本で復活しました。

現在、3列シート仕様のクロスオーバーSUVとして、さらに低燃費と優れた動力性能のホンダ独自のi-MMDハイブリッドシステムも加わり、魅力を増したモデルとなっています。

CR-Vの買取査定の傾向

出典:ウィキメディア

現行モデルのCR-Vは2018年8月に2年振りに日本国内市場へ復活しており、発売から約1年半、ハイブリッドは1年と少しですから、今後のトレンドや市場の変化次第で買取価格は大きく変わることが予想されます。

また、上級グレードの買取評価が高く、現行モデルでもハイブリッド車、ガソリン車ともに、快適性の高い装備の充実した上級グレードに人気が集まっています。さらにボディーカラーについては、買取査定額に具体的に影響することはありませんが、人気のあるカラーとしてはホワイト系とブラック系となります。

クロスオーバーSUVはイメージカラーにカラフルな色合いのボディーカラーを採用していますが、CR-Vクラスの車格になると、日本における定番色のホワイト系とブラック系に落ち着きます。ほとんどがシティユースであり、オフロードで映える目立つカラーは避ける傾向があります。当然、中古車市場でも好みが別れやすい目立つカラーよりも、無難な色合いの方が売りやすいことになります。

CR-Vの新車価格と下取り査定参考額

1年落ち現行モデルの場合

2020年4月時点でのCR-Vは、1.5Lのガソリンターボエンジン搭載車と、2.0Lガソリンエンジンに2モーターを組み合わせたハイブリッドシステム「i-MMD」を搭載したモデルがあります。ともに「EX」「EX・マスターピース」というグレードを設定し、1.5Lガソリンターボエンジン搭載車には2列シート5人乗りに加えて3列シート7人乗りをラインアップしています。

現行CR-Vの各グレードのメーカー希望車両価格(消費税込み)と、2019年式の下取り査定参考額をご紹介しますが、まだ下取りに入る台数も少ないため、参考価格が表示できないグレードも多いのでご了承ください。

新車価格/2019年式下取り査定参考額

1.5L EX FF 5人乗り:3,290,100円/2,350,000円
1.5L EX FF 7人乗り:3,484,800円/2,300,000円
1.5L EX 4WD 5人乗り:3,510,100円/参考価格無し
1.5L EX 4WD 7人乗り:3,704,800円 3,020,000円
1.5L EX・マスターピース FF 5人乗り:3,657,500円/参考価格無し
1.5L EX・マスターピースFF 7人乗り:3,885,200円/参考価格無し
1.5L EX・マスターピース4WD 5人乗り:3,877,500円/参考価格無し
1.5L EX・マスターピース4WD 7人乗り:4,105,200円/参考価格無し

ハイブリッド EX FF 5人乗り:3,854,400円/1,970,000円
ハイブリッド EX 4WD 5人乗り:4,074,400円/参考価格無し
ハイブリッド EX・マスターピース FF 5人乗り:4,221,800円/2,120,000円
ハイブリッド EX・マスターピース 4WD 5人乗り:4,441,800円/参考価格無し

5年落ちの場合

2015年式の4代目CR-Vは、2011年12月から2016年8月まで販売されてて、2.0Lガソリンエンジンを搭載したFF車の「20G」と、2.4Lの4WD車である「24G」というラインアップです。本革シートが標準装備となるレザーパッケージも標準車との差額は少なくなっており、最高級グレードの方がリセールバリューが良いという説も、5年落ちのCR-Vには当てはまらないようです。

新車価格/2015年式下取り査定参考額

20G FF:2,571,000円/1,090,000円
20Gレザーパッケージ FF:3,086,000円/1,140,000円
24G 4WD:2,849,000 円/1,230,000円
24Gレザーパッケージ 4WD:3,363,000円/1,260,000円

CR-Vのリセールバリューは

出典:ウィキメディア

5代目CR-Vは1年落ちでも残価率は54~60%となっていて、リセールバリューの良いとされるクロスオーバーSUVの中でも非常に高い数字となっています。

5年落ちになるとですと残価率29~34%となりますが、平均100万円前後の買取相場となっていて、SUVであることと、CR-Vのブランド力による高い価値が維持されています。このくらいの残価があれば、新型を購入する際の十分な資金と頭金となるはずです。

参考:CR-Vの買取ページに相場表があります!

また、10年落ち以上ともあるとかなり下がりますが、中古車市場では60~100万円近い販売価格となっていることから、走行距離が少ないなど程度の良いもにであれば30~50万円程度の買取額も狙えそうです。

CR-Vを少しでも高く売るためには

CR-VはクロスオーバーSUVであっても、街乗りメインの車種なので、少しでも高く売るためには、外装の綺麗さとともに、室内の清潔さが重要になります。シートや荷室、特に3列シート車では普段見過ごしがちな3列目のシートとそのフロアなどを、査定前にを入念に清掃しておくことが重要となります。

また、喫煙やペットなどで臭いが染み付いていないかといったことも重要ですが、これらは普段からのクリーニングや空気の入れ替えなどで注意する必要があります。

CR-Vを売るタイミング

現在、トヨタ「RAV4」や「ライズ」などの登場でSUV市場が活況になっています。そして、「ハリアー」などのフルモデルチェンジが近ずいており、下取り、買取市場に多くのSUVが流通しています。もし、CR-Vを手放すつもりがあればなるべく早い方が良いかもしれません。車検時期であればその前に売るのが基本です

それでも走行距離が順調に増えてしまう環境であれば、むしろなるべく早く、走行距離が少しでも短いうちに人気車種へ乗りかえてしまうのが、現状ではベストなタイミングではないでしょうか。

まとめ

新しい車に買い替える場合には、ディーラーに下取りに出すより、直接買取店へ持む方が高い買取査定金額となる可能性があります。まずは買取査定をしてからディーラーに行くという方法が、どのくらいの差があるのかと、愛車の相場がわかるので最良の方法になるでしょう。

[ライター/田中秀雄]