コラム

SUV販売台数 No.1に返り咲くかもしれない「ヴェゼル ツーリング・Honda SENSING」は確実に狙い目の一台

それでは今週もさっそく「おすすめSUVのおすすめグレード」に関する研究を進めてまいりましょう。今週のお題は1月31日に発売となるホンダ ヴェゼルの新グレード、1.5L VTECターボエンジンを搭載する「ヴェゼル ツーリング・Honda SENSING」です。

「SUV販売台数 No.1」の座を再び目指すために


ホンダ ヴェゼルは2013年12月のデビュー以来、SUVの力強さとクーペのあでやかさ、そしてコンパクトSUVとしては非常に広い室内を活かした使い勝手の良さが受け、2014年から3年連続でSUVナンバー1の座に輝きました。しかし2017年と直近の2018年はトヨタC-HRにその座を奪われ、テコ入れが必要な時期を迎えていました。
そこで今回、2018年2月に受けたマイナーチェンジに続くさらなるテコ入れ策として、ヴェゼルには初採用となる1.5L VTECターボエンジンを搭載する最強グレード「ヴェゼル ツーリング・Honda SENSING」が発売されることになったのです。

1.5L VTECターボの詳細は未発表だが


これまでのヴェゼルは、1.5L直4エンジンを積んだハイブリッド(i-DCD)と、1.5L自然吸気ガソリンエンジンの2本立てでした。しかし1.5L VTECターボ搭載のツーリング・Honda SENSINGが登場することで、より力強い走りを求めるユーザーの想いにも応えられるラインナップがほぼ完成することになります。
ヴェゼル ツーリング・Honda SENSINGに搭載される1.5L VTECターボのスペックはまだ発表されていません。しかし、もしもステップワゴンのそれと同等だとすれば出力とトルクはそれぞれ150ps/20.7kg-mで、過日発売されたCR-V同等だとすれば190ps/24.5kgmになります。いずれにせよ「ヴェゼル史上最強グレード」となることは間違いないでしょう。

専用インテリアはなかなかのオシャレさん



ヴェゼル ツーリング・Honda SENSINGは、エンジンだけでなく内外装も特別なあつらえとなっている点も魅力のひとつと言えます。すべてが詳細に発表されているわけではありませんが、今現在正式に発表されている主要装備は以下のとおりです。


●専用ヘッドライトガーニッシュ(ブラック塗装)
●専用フロントグリル(クロームメッキ)
●専用フロントバンパーロアーグリル
●専用ボディーロアーガーニッシュ(グレーメタリック)
●エキパイフィニッシャー(左右2本出し)
●専用エンブレム
●ルーフレール
●コンビシート(ダークグレー〈ウルトラスエード/ブラウン)&専用インテリア
●運転席&助手席シートヒーター
●アジャイルハンドリングアシスト
●18インチアルミホイール(グレー塗装)
特にブラウンのウルトラスエードを使った専用インテリアはかなりオシャレかもしれません。

2色の専用ボディカラーも新たに設定



さらにボディカラーも「プレミアムクリルタルブルー・メタリック」と「スーパープラチナグレー・メタリック」というふたつの新色を含む全6色を用意。
プレミアムクリスタルブルー・メタリックのほうはソリッドとメタリックを重ねた特別な塗装構造で、光の当たる部分ではメタリックカラー層のアルミフレークが光を反射してツヤを表現。影になる部分では、2つの層が重なって濃度の高い色味となります。
スーパープラチナグレー・メタリックは、ダイナミックな面構成をさらに際立たせる「スーパープラチナ塗装」というもの。クリア層の直下にある第2カラーベース中のアルミ顔料の配列が一定方向に整っているため、光を強く反射することになります。

もしも価格が想定内なら間違いなく狙い目の一台


車両価格や燃費性能がまだ発表されていない段階ですのでなかなか断言はしづらいのですが、もしも不当に高く感じられるプライスでさえなければ、低回転域からかなりの力強さを発揮し、そして内外装ともなかなかのオシャレさんに仕上がっているツーリング・Honda SENSINGは、確実に「狙い目の一台」となるはずです。
ぜひご近所のディーラーでさらなる詳細情報を仕入れてみてください。なんだったら、その場で注文を入れてしまってもいいのかもしれません。たぶんですが「間違いない一台」なはずですから。
少々のご参考になったならば幸いです。それではまた来週!
[ライター/伊達軍曹]

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ユーズトカーラボ 編集部
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