レクサスのSUVに乗る、と考えた場合はレクサスNXも良い!おすすめグレードを考えてみよう

それでは今週もさっそく「おすすめSUVのおすすめグレード」について考えてみましょう。今回のお題は、2017年9月にマイナーチェンジを行ったレクサスNXです。

おすすめグレードはNX 300h version L!

レクサスのSUVというと、もしかしたら一番気になるのは「RX」なのかもしれません。ただ、RXはさすがに結構高額ですし、日本で乗る分には若干持て余すこともなくはないサイズ感でもあります。

その点NXでしたら、価格も(決して安くはないですが)まあまあ手頃であり、サイズ的にも日本の道路にピタリとフィットします。ということで、現実的な目線で「レクサスのSUVに乗る!」と考えた場合は、NXこそがまずは最有力候補になるのではないかと思う次第です。

そしてレクサスNXのおすすめグレードですが、結論から申し上げると、当ラボ的にはハイブリッドであるNX 300hのversion Lがイチオシとなります。

以下、その理由を順序立ててご説明いたします。

グレードは全部で4種類、というか8種類

まずレクサスNXの基本的なグレード展開ですが、めちゃくちゃ大きく分けると以下の2種類に分類されます。

●NX 300h
こちらは2.5L直4ガソリンエンジン+ハイブリッドシステムで、システム最高出力は197psとなります。

●NX 300
こちらは以前「NX 200t」という車名だった、2L直4ターボエンジンを搭載するモデル。最高出力は238psです。

で、ハイブリッドとガソリンターボのそれぞれに4 種類ずつのグレードが存在します(※それぞれに2WDと4WDがありますので、正確には4×2で8種類とも言うべきかもしれませんが)。

【ハイブリッド】
●NX 300h|505万1000円~
●NX 300h I package|523万1000円~
●NX 300h version L|571万1000円~
●NX 300h F SPORT|571万1000円~

【ガソリンターボ】
●NX 300|441万1000円~
●NX 300 I package|459万1000円~
●NX 300 version L|507万1000円~
●NX 300 F SPORT|507万1000円~

狙い目は「ハイブリッドの2WD」

で、これらのなから自分の好みやライフスタイルに合ったベストグレードを探したいわけですが、その前にまずは「ハイブリッドにするか、それともガソリンターボにするか?」という部分を決めなければなりません。

ハイブリッドとガソリンターボの価格差は「64万円」で、もちろんハイブリッドのほうが高額になっています。となるとガソリンターボのほうがおトクに思えるのですが、当ラボとしては、NXに関しては「ハイブリッド推し」でいきたいと思います。

なぜならば、確かに64万円の価格差はありますが、「エコカー減税」の部分を考えれば実際の価格差はもっと小さくなりますし、リセールの面でもハイブリッドのほうが確実に有利だからです。またガソリンターボのNX300は「ハイオク指定」であるため、やはりそこそこの燃料代がかかってします……ということを総合的に考えると、NXの場合はやはり「ハイブリッド推し」にならざるを得ないのです。

そしてAWD(4WD)にするか、それとも2WD(FF)でいくかは「人それぞれ」で良いとは思いますが、当ラボとしては「2WDで十分」と考えます。どうしても重たくなる4WDよりも、軽量な2WDのほうがスイスイ走れますし、軽い分だけ燃費も良好。そして雪道もスタッドレスタイヤと電子デバイスの進歩により、2WDであってもさほど不安なく走ることができます。

ということで、まずざっくりとしたレクサスNXのおすすめは「ハイブリッドの2WD」ということです。

ベースグレードである「NX 300h」は避けたい

それではお次に「具体的なおすすめグレード」を考えましょう。

まずはベースグレードであるNX 300h。……ひとつ上のグレードであるI packageより18万円安いのですが、ベースグレードには下記の装備が設定されません。

・アダプティブハイビームシステム
・三眼フルLEDヘッドランプ
・パワーイージーアクセスシステム
・L texシート
・ステアリングヒーター(※オプション設定は有り)

他のブランドのSUVだったら別にいいのですが、せっかくのレクサスで上記の装備が(たった18万円の差で)付かないのは、購入後に不満と後悔の念が炸裂する恐れがあります。ということで、ベースグレードのNX 300hは最初から除外して考えるのが賢明でしょう。

最終的な満足感で考えればやはりversion L!

残るは中間グレードの「I pckage」と上級グレードの「version L」、そしてスポーツグレードの「F SPORT」となるわけですが、ちなみにversion LとF SPORTの車両本体価格は同一です。

で、趣向としてやや特殊なF SPORTについてはいったん後回しにして、中間グレードの「I pckage」と上級グレードの「version L」ではどちらがおすすめなのか? という問題について考えてみましょう。

I pckageとversion Lの価格差は48万円で、両者の主な違いは以下のとおりです。

●ホイール:I pckageは17インチで、version Lは18インチ。デザインも異なる
●シート:I pckageはL tex(合成皮革)で、version Lは本革
●後席:I pckageは電動リクライニング&電動格納機能が無し
●ラゲッジルーム:version Lはハンズフリーのパワーバックドア

……この違いをどう感じるかは人それぞれでしょうが、当ラボとしては「48万円差なら最上級のversion Lにするべきでは?」と考えます。

なぜならば、先ほどもちょっと言いましたが、これは「レクサス」だからです。他のブランドのSUVならばさておき、日本を代表する高級ブランドであるレクサスのそれを買った場合は、変にケチると後で絶対に後悔します。「やっぱ全部盛りにしときゃ良かった……」と、おそらく98%ぐらいの人が思うでしょう。

ならば最初からケチらないのが、トータルで見た場合の「上手な買い物」だと言えます。そしてversion Lはリセール価格も高めですので、最終的にはそこそこソロバンも合うことでしょう。またカジュアルなブランドの場合はさておき、レクサスの車は「なるべく豪華な装備」のほうが、ぶっちゃけ似合うものです。

ということで、一般的に考えた場合のおすすめグレードは「NX 300h verison L(2WD)」であるということに決定しました。

スポーティな走りを楽しみたいならF SPORTも悪くない

しかし「一般的に考える」のではなく、「スポーツ性を優先して考える場合」はどうなるでしょうか?

これはもう言うまでもないのですが、「F SPORT」の一択です。

NX 300h F SPORTは、以下の専用装備を備えるかなりスポーティなグレードです。

・F SPORT専用スピンドルグリル
・アクティブサウンドコントロール
・パフォーマンスダンパー
・NAVI・AI-AVS
・F SPORT専用アルミホイール
・Sport S+/Sport S/Normal/Eco/Customとなるドライブモードセレクトスイッチ
・その他

上記のなかでも特に「F SPORT専用スピンドルグリル(漆黒メッキモール/メッシュタイプ)」は正直かなりカッコいいですし、「パフォーマンスダンパー」と「NAVI・AI-AVS」の組み合わせは、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りを両立してくれます。

そういった方向性、つまりレクサスNXというハイブランドのSUVであっても「走り」を結構な割合で重視したい人には、verison LではなくF SPORTがおすすめグレードとなるはずです。

まぁこのあたりは個人の好みや人生観の問題ですので、お好きなほう、自分の価値観やフィーリングに合うほうを選択すればそれで良しです。version LもF SPORTも個性はそれぞれ異なりますが、「充実装備の良いクルマ」という部分では同じですから。

ということで、レクサスNX選びのご参考になったならば幸いです。それではまた来週お会いしましょう!

[ライター/伊達軍曹]