日産 ジュークの売り時はいつ?買取相場や中古車価格などをわかりやすく解説

ジュークは2010年に国内で発売された小型SUVで、そのユニークなスタイルと優れた走行性能で人気を集め、発売から9年以上が経過してもフルモデルチェンジされませんでしたが、ついに2019年12月に国内向けの生産が終了しました。しかし、まだ在庫販売は続いており、新車で手に入れることも可能です。そこで、ジュークとはどういう車なのか、その売り時はいつなのか、そして買取査定や中古車価格はどうなっているのかをご紹介します。

日産 ジュークの特徴


出典:ウィキメディア

ジュークの特徴はそのデザインと走行性能にあります。

日産 ジュークのデザイン

ジュークは日産のホームページではコンパクトカーとSUVの両方に分類されているように、クーペとSUVを融合させたエクステリアデザインが特徴で、かつてのスカイラインクロスオーバーもようなイメージともいえます。特にラリーカーの大型フォグランプをイメージしたとされるヘッドランプを備えたフロントマスクは他に例を見ない独自のもので、テールランプの形状はZ34型のフェアレディZのようなブーメラン型担っています。また、リアのドアノブをCピラーにレイアウトしたことで2ドアクーペのようなデザインとなっています。

インテリアも特徴的で、バイクのタンクをイメージしてデザインされたセンターコンソールは、赤や黒で仕上げることでスポーティさを強調しています。

ジュークは最低地上高も17cmと高めになっていることから SUVらしさを備えていますがNISMO
バージョンなど、スポーチテイストのグレードも用意されており、トヨタのC-HRのようなモデルといえます。

全長×全幅×全高(mm):4165×1765×1565
室内長×室内幅×室内高(mm):1835×1470×1215

日産 ジュークのエンジン

日本仕様車のジュークのエンジンラインナップは、2WD車に量産車としては世界初のデュアルインジェクターを採用した直列4気筒の1.5LHR15DE型エンジンを搭載し、直列4気筒1.6L 直噴ターボエンジンのMR16DDT型エンジンを「16GT」と4WDのある「16GT FOUR」に搭載しています。
いずれもトランスミッションはエクストロニックCVT(1.6L車はCVT-M7、NISMO RSはCVT-M8)のみの設定です。

1.5L

エンジン種類・排気量:DOHC直列4気筒・1498㏄
最高出力:84kW(114PS)/6000rpm
最大トルク:150N・m(15.3kgf・m)/4000rpm
JC08モード燃料消費率:18.0 km/L

1.6L

エンジン種類・排気量:DOHC直列4気筒・1618㏄
最高出力:140kW(190PS)/5600rpm
最大トルク:240N・m(24.5kgf・m)/1600-5200rpm
JC08モード燃料消費率:13.4~14.2 km/L

NISMO RS

エンジン種類・排気量:DOHC直列4気筒・1618㏄
最高出力:157kW(214PS)/6000rpm
最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/2400-6000rpm
JC08モード燃料消費率:12.6 km/L

日産 ジュークの安全性能

発売が2010年と古い型であることから、改良を重ねてはいても最新モデルのような安全装備が設定できないのがジュークの欠点といえます。

最終モデルでは、インテリジェント・エマージェンシー・ブレーキ、LDW(車線逸脱警報)、ハイビームアシストをグレード別に設定。その他にインテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)をメーカーオプションで用意されています。

発売以降現在までの改良

9年もの間発売されていたため、その間多くの改良がおこなわれていたので、中古車を購入する人は参考にして見てはいかがでしょうか?

2010年6月9日:販売開始
2012年6月19日:一部仕様向上。
2013年2月19日:ジュークNISMOが発売
2013年8月26日:マイナーチェンジ
2014年7月14日:2度目のマイナーチェンジ
2015年11月18日 – 一部仕様向上
2016年7月14日:一部改良
2019年12月:生産終了。以後、在庫のみの販売となる

日産 ジュークの中古市場での人気

ジュークの中古車価格の平均相場は100万円前後で価格帯としては30~260万円となっています。ジュークは最終的には新車での販売台数が伸び悩みましたが、中古市場では非常に人気のある車種となっています。生産終了と聞くと欲しくなるのが人の心理です。また、古い設計であるジュークを新車で購入するのには躊躇している人たちも中古車なら納得するはずです。そしてどの年式であっても見た目のデザインは変わらず、幅広い価格帯から自分の予算にあったジュークを選ぶことが出来ることが、人気となっています。

ねらい目は発売から1~2年目あたりの2010~2012年式車です。多くの台数が売られた時期なので流通する台数も全体の3分の1近くと多く、価格も非常にこなれているので上級車種も安価で購入が可能です。2010~2012年式の中古車相場は30~130万円です。

日産 ジュークの買取相場は


出典:ウィキメディア

ジュークの買取相場はSUVブームということと生産終了ということで、僅かながらも上昇傾向にあります。しかも、中古車市場で人気があることから買取店でも積極的に買取る姿勢が見られます。下取り価格を見ても2010年式で8~38万円となっており、買取ではさらに上澄みされるはずです。

特に高いのは1.6Lモデル、そして2013年から設定されているNISMOです。コンパクトカーとしては若干室内が狭いことから売りずらくても、SUVあるいはスポーツクーペとして存在感のあるこれらのグレードは売りやすいことから相場を上回る価格となっています。

日産 ジュークの売り時とは

ジュークは発売から9年以上が経過した2019年12月に、モデルチェンジを迎えることなく、日本での歴史に幕を閉じることとなりました。欧州では9月に新型が発表されていますが国内導入は不透明となっています。しかし、このクラスにSUVをラインナップしていない日産にとっては新型の導入は必然とされており、2020年中にも導入されるのではという予測もあります。

そうなると現行モデルからの買い替えが多く発生し、下取りや買取市場に大量の現行車種が流通し、供給過多から値崩れが起きる可能性があります。つまり、ジュークを売るなら今、遅くとも新型が発表される前までとなるでしょう。

日産 ジュークを高く買い取ってもらうためには

買取相場の高いジュークですが、さらに高く買い取ってもらうためには、買取店が是非買い取りたいと思うようにしておくことが必要です。傷の有無や走行距離、そして車のコンディションを判断できる整備記録を記録した記録簿がちゃんとあることはもちろんですが、外観だけでなく室内が清潔に保たれていることも重要です。

普段から気を付けておけばいいのですが、日常的に使う車ではなかなかそうは行きません。そこで、たとえ買取査定の直前であっても、室内を徹底的にクリーニングすることが重要になります。普段気にしないシートの下とか、ラゲッジルームのカーペットの下なども徹底的にきれいにしておきましょう。実はこの辺を見ることで大事に扱っている車かどうかが判断されているのです。

ジュークを高く買い取ってもらうためにはこのような作業も必要になります。

まとめ

個性的なフォルムのジュークが日産のラインナップから消えるのは寂しいかぎりですが、看護は中古車市場でその存在感を示すことになるでしょう。今でもジュークを超えるようなデザインの車種はなく、長く乗り続けられる名車であるのは間違いありません。

[ライター/田中秀雄]