スズキのコンパクトSUV「エスクード」の魅力と、装着すべきオプション装備とは

それでは今週もおすすめSUVのおすすめグレードに関する研究を進めてまいりましょう。今週のお題はスズキのコンパクトSUV「エスクード」です。

現在、エスクードのグレードは1種類のみ

といっても現在、エスクードのラインナップはモノグレード(1.4L直噴ターボの4WD 1種類のみ)であるため、「おすすめグレード選び」という観点では特に話すべきことはありません。なにせグレードはひとつしかないのですから。

そのため、今回は直近型エスクードというSUVの魅力と、装着すべきオプション装備などに絞って話を進めたいと思います。

マイナーチェンジでグッと上質なインテリアに

まず、現在販売されているスズキ エスクードは2018年12月3日付けのマイナーチェンジを受けたバージョンです。そしてその価格は以下のとおりです。

●エスクード(4WD/6速AT)|265万8960円

昨年12月のマイナーチェンジは、内外装の変更と運転支援システムを中心とした装備の強化が中心でした。

エクステリアは、フロントにスモークメッキのフロントグリルとLEDヘッドランプ、メッキ装飾のバンパーガーニッシュとLEDイルミネーションランプベゼルが採用され、リアコンビネーションランプ(LEDストップランプ付き)や17インチアルミホイールの意匠も変更されています。

ちなみにアルミホイールも、ブラックのモノトーンから、切削加工とガンメタリック塗装を組み合わせたツートーンデザインに変更されました。

インテリアでは、スポーティなイメージを強調していた赤いアクセントカラーを廃止。その代わりに白いステッチの入った本革とスエード調表皮のコンビシートを採用しすることで、グッと落ち着いたムードに生まれ変わりました。

またインパネの天板にソフトパッドを用いたほか、マルチインフォメーションディスプレイをフルカラーのものに変更するなど、より「上質」なイメージを志向したというのが、直近のマイナーチェンジのビジュアル面における概要です。

先進安全装備を強化。ACCも待望の「全車速追従対応」に!

しかしいちばんのポイントは、運転支援システムが従来の「レーダーブレーキサポートII」から「デュアルセンサーブレーキサポート」に変更された点でしょう。

従来の前方衝突警報機能や自動緊急ブレーキ機能に加え、マイナーチェンジ後は「誤発進抑制機能」「車線逸脱警報機能」「車線逸脱抑制機能」「ふらつき警報機能」「先行車発進お知らせ機能」が追加されたのです。

さらにアダプティブクルーズコントロールも、これまでは40km/h以下の状態では機能しなかったのですが、スズキとしては国内初採用となる「完全停車まで機能が継続する全車速対応型」に変更されています。

またこのほかにも、後側方の車両の有無をドライバーに知らせて車線変更時の接触事故などを予防する「ブラインドスポットモニター(車線変更サポート付き)」や、駐車枠から後退して出庫する際、左右から接近する車両の有無を知らせる「リアクロストラフィックアラート」を新たに採用するなど、マイチェン後のエスクードは「安全装備に関してはほぼ万全!」といえる状態にまで仕上がっているのです。

このエンジン、この内容でこの価格はかなりお買い得!

そして搭載される1.4L直噴ターボエンジンは、国産コンパクトスポーツを代表する「スイフトスポーツ」と同じK14C型。ただしエスクードに搭載されるそれはスイフトスポーツと違ってレギュラーガソリン仕様なので、スペックは若干抑えられています。が、性能的にはそれでも十分以上ですし、「ランニングコストが安い」というのはもちろんありがたい話です。

そのようにかなり充実した内容のコンパクトSUVが「車両本体価格265万8960円」というのは率直に言ってバーゲンプライスであり、買い得感はかなり強いと言えます。

有償にはなるが新色の2トーンカラーは要注目

しかし車というのは車両本体価格だけでは買えませんので、ここでエスクードのオプション装備について考えてみましょう。

まずは「ボディカラー」です。

無償で選べるのは「ギャラクティックグレーメタリック」と「コスミックブラックパールメタリック」の2色のみで、その他のカラーは有償色となります。まぁ「自分はグレーメタまたはブラックメタでいいよ」という人はそれでいいのですが、新色の「アイスグレーイッシュブルーメタリック ブラック2トーンルーフ」はエスクードにかなり似合いますので、検討の価値は大いにあると思います。その場合、料金はプラス4万3200円です。

値引きコミの乗り出し価格は200万円台か?

そのほかの主要装備はおおむね標準で装備されていますので、あとはお約束の「フロアマット」や「カーナビ」あるいは「バックカメラ」「ドラレコ」「ETC」などを販売店オプションとして付けるだけでOKです。

販売店オプションのカーナビやドラレコ等はさまざまなタイプが用意されていますが、それぞれの料金はおおむね以下のニュアンスです。

●7インチナビ|約12万~約16万円
●8インチナビ|約16万~約19万円
●バックアイカメラ|約4万円
●ドライブレコーダー|3万5000円前後
●ETC2.0車載器|4万円前後

こういった諸々を含めた支払総額は「310万円ぐらい」になるでしょうか。そしてそこから値引き交渉を頑張って……ケース・バイ・ケースではありますが、総額200万円台で十分イケるのではないかと思います。

ぜひ注目してほしい「お買い得な実力派」

今ひとつ売れてはおらず、存在としてもわりと地味なスズキ エスクードではありますが、実際に乗ってみると、特に2018年12月以降の直近バージョンは「かなりいい車」です。いい車というか、「地味な超実力派」という感じでしょうか。

いずれにせよおすすめできるお買い得な一台ですので、ぜひご検討いただけたらと思います。

あなたのSUV選びの参考になったならば幸いです。それではまた来週!

[ライター/伊達軍曹]