愛車ヴァンガードの買取価格に満足していますか?
ヴァンガード (Vanguard) は、トヨタ自動車が2007年から2013年まで製造・販売していたミディアムクラスのクロスオーバーSUVです。初代ハリアーの派生モデルであるクルーガーの実質的な後継車種として「アクティブ&ラグジュアリィ」をテーマに掲げ、居住性、走行性能、デザイン性すべてにおいて高級車にふさわしいクオリティを目指して開発されました。販売開始から同社の月販目標台数2,500台を大きく上回る8,000台を売上げ、その後も安定した販売実績を誇ります。しかしながら、トヨタ自動車がラインナップするSUV全体のモデル整理により、その高い人気を維持しながらも約6年間の生産・販売が終了しました。
ヴァンガードの買取相場について
ヴァンガードは、日本未発売の3代目RAV4に存在するロングボディをベースに開発され、北米を中心に高い人気を獲得しました。日本でも多くのファンが存在していたことで、中古市場でもそれなりに流通量を誇ります。ロングボディとはいえRAV4ベースであるため全長はそれほど長くはなく扱いやすいミディアムクラスに収まっていますが、2列シートの5人乗り仕様だけでなく、3列シートの7人乗り仕様もラインナップしていました。補助的な用途に留まるとはいえこの3列目シートがあることで実用性が高くなり、また、街乗り向けでありながらも、ある程度の悪路も走破できるよう丁寧にチューンされたメカニズム等も高く評価され、一躍人気車種となりました。社内のラインナップ整理により廃盤となってしまい、現在では中古車でしか入手できないため、高めの買取相場となっています。
ヴァンガードの買取や売却のポイント
ヴァンガードは、低年式から高年式まで幅広く存在しています。状態が良い個体が高価買取への条件となることでしょう。ハリアーやクルーガー、RAV4といった複雑なトヨタ製SUVラインナップが背景にありながら、ヴァンガードはクルマとしての出来の良さが評価され好調な販売を記録してきました。販売終了から5年以上経ちますが直接的な後継車種は無く、中古車市場ではなかなか価格の落ちない車種となっています。したがって、査定の際には状態の良い中古ヴァンガードを探しているユーザーとのマッチングが上手くいけばより良い結果に繋がることが考えられます。ディーラー下取りよりは、買い手の動向に詳しく、且つ個体の状態や市場評価を適切に査定できるSUVラボにお任せすることが賢明と言えるでしょう。